全国老人保健施設連盟とは

介護老人保健施設について

介護老人保健施設(老健)は、要介護・要支援の状態にある高齢者の方に対し、医療・看護・介護・リハビリテーションなどのサービスを提供して、在宅生活を続けることが出来るように支援する施設です。
介護保険法では「要介護者であって、主としてその心身の機能の維持回復を図り、居宅における生活を営むことができるようにするための支援が必要である者に対し、施設サービス計画に基づいて、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことを目的とする施設」と定義されています。
たとえば、「脳卒中で入院後、リハビリを受けて退院することになったが、後遺症が残っていてまだ在宅での介護は難しい」「在宅で介護を受けていたが認知症が悪化して家族の介護が困難」といった方が、一定期間入所し、必要なサービスを受けて在宅復帰をめざします。
また、退所後や、入所が必要でない方に対しても、訪問・通所によるリハビリテーションや短期入所により、在宅生活を継続するために必要なサービスを提供します。
 
参考:公益社団法人全国老人保健施設協会ホームページ 
 
 
老健は1988年から本格実施された、創設から30年余りの若い施設です。しかし、施設入所が中心だった当時から、在宅復帰・在宅支援のためのサービスを提供し、地域に根ざした施設として活動を展開してきました。
老健連盟は、老健のこれまでのチャレンジの積み重ねを礎に、現場の声を代表して、介護に関する政策提言をおこなってまいります。